小説 映画ドラえもん『のび太の月面探査記』

辻村深月・著

泣ける。

ストーリーも大人が満足できる仕掛けで、楽しかった。映画も観なくちゃ！

コミック『ばらかもん』

ここ数年で一番好きな作品。
何回読んでも、声を出して笑ってしまう。
そのなかでほろほろと泣けてしょうがないエピソードも詰まっている。
この作品のお陰で、五島列島に激しくひかれているし、通りすがりに「書道展」の文字を見ると、
ふらりと立ち寄ってしまう。

その『ばらかもん』が実写ドラマになった。
なんと。

なるや美和やタマ、ヒロシに郷長…　そして先生…。

正直、私は原作大ファンなので、微妙。

映画『君たちはどう生きるか』

何となく意味が腹落ちするまで、時間が掛かりそう。
ジブリに詳しい人の考察動画を、心待ちにしてしまう。　　

この映画を「君たちはどう理解するか」って問かと思ったよ…。

『老いの身じたく』

幸田文・著（平凡社）

自分では、なんて表現したらいいのかわからないふとした感情を、
すとんと腹落ちする表現で言語化してくれる。
『崩れ』を
読んだ時から、この方の文章のトリコだ。

『老いの身じたく』では、おばあさんの誰にともなくつぶやいたひとことを耳にしたその時の状況を、

”（前略）至極自然に言葉になって口を出たのだろうし、私のほうはそれこそ全く、思いもかけぬ不意のうちに、ただ耳があったがために聞こえて聞いた、ということである。”

と記されていた。
その状況が目に浮かぶようだ。

すごい文章力。
思わず備忘録として記してしまうほど。