『吉本興業、カネの成る木の作り方』 [本]

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大下英治 :著(講談社)

図書館で別の本を探しているときに出会った本。
迷わず借りた。
吉本興業のすごさは、何度不況に立たされても、「これからは萬歳や」「これからはラジオや」「これからはテレビや」と、あの手この手で市場を先読みし、「笑いの文化」を市井に提供し続けていることだと思う。

操業メンバーの方が、これからは萬歳の時代や! となったとき、萬歳師たちに発破をかけたという。
「体の中の毒を消すことができるのは、薬と笑いや。体に効く薬と違って、心に効く笑いは副作用の危険性もないから、ええことずくめや。あんたらは、その尖兵やで」

これが、吉本興業の神髄なんじゃないだろうか。(素人考えだけど)

でも本書の内容が、「こんな沈んだ時代にこそ笑いや!」みたいな美談になっていなくてよかった。
タイトル『吉本興業、カネの成る木の作り方』はすごく納得。
笑いも興行。芸人さんも職業。ビジネスだものね。

最近ニュースでいろいろ取りざたされて、芸人さんたちも大変そうだけど、「箱」があるから
活躍できるっていう側面もあると思うの。
ワタシたち視聴者も、笑いを欲して応援しているんだから、あんまり自分たちのモラルを押し付けるのもどうだろうなぁ。

どうか、「吉本よし」「芸人さんよし」「視聴者よし」の三方よしになりますように。


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『今夜もカネで解決だ』 [本]

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ジェーン・スー :著(朝日新聞出版)

タイトル通り、日々の疲れ(凝り)をお金で解決!
ウラヤマシイ。

といっても、私にはもうそんなに仕事は頑張れないし、そもそも能力もないから、「こうなりたい!」とは思わないけど、自分の体のメンテナンスに存分にお金をかけられる思い切りはウラヤマシイ。

癒やしの施術に対して、何を返せばいいのか歯痒く思ったスーさんは最後に

"そうだ、カネを払おう。そして笑顔でお礼を言おう。また次もお願いしよう。"

と書かれていた。
これぞ、サービスの対価だと思う。

やっぱりかっこいいな。

麻布十番や表参道とかの高価なサービスは受けられないけど、ワタシも分相応のサービスを受けて充分ほぐされたなら、笑顔でお礼を言おう。

コロナだからと、遠慮して一年行ってなかった近場のマッサージ屋さんに、この週末行ってこよう。
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『女の甲冑、着たり脱いだり 毎日が戦なり。』 [本]

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ジェーン・スー :著(文芸春秋)

図書館で、ジェーン・スーさんのエッセイを数冊借りてきた。
しばらくスーさん祭り。

Twitterのタイムラインに、「『生きるとか死ぬとか父親とか』の文庫本が重版になって、ドラマの影響のすごさを感じてる」みたいな、ご本人のツイートが流れてきた。
そうだろなぁ。
原作はもちろんだけど、ドラマの作りもすごくいいもの。
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『わたし、定時で帰ります。』 [本]

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朱野帰子・著(新潮文庫)

お仕事小説は好きなんだけど、自分をしっかり持っている主人公とかってかっこいいんだけど。
楽しかったんだけど。

みんな仕事がデキすぎて、感情移入しきれない。

「仕事デキるからイイヨネー」って、ひがんじゃうわ。

続編はどんな感じかなー。
読まなきゃ。
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『生きるとか 死ぬとか 父親とか』 [本]

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ジェーン・スー :著(新潮文庫)

ドラマがあまりに良くって、本を買ってしまった。

文字だからこそ、胸に染み入る表現に溢れてた。

ちょっと笑えて、自分と重ねてみたりして、ホロリとして。

早く次のページを読みたいと気は急くのに、内容の濃さにたびたび息継ぎのために手を止めた。

じっくり味わって読んでほしい一冊。
なにかにつけ、ふと読みたくなるだろうから、すぐに取り出せる棚に置こう。
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『ボダ子』 [本]

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赤松利市・著(新潮社)
著者、4作目の作品。
ほぼ実体験という。


読んだあと、どっと押し寄せてくる何と言い表せばいいのかわからない感情を、どこにぶつければいいのだろう。

このモヤモヤ感、この作品では、
「おっさん。
おっさん! オッサン!!!」
の一言だ。

腹立たしいわけでもなく、憐れむわけでもなく、ましてや、(こんな生き方を)憧れるわけでもなく。
まさに、小説、という気がする。
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『民王』 [本]

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池井戸潤・著(ポプラ社)

職場の人から、「ドラマがおもしろいの」と聞いた翌日、原作と図書館で出会う。

政治ものはあんまりなー、と思ったら、めっちゃオモシロイ。
キャラクター同士の会話なんか、喫茶店で読んでたのに、声を出して笑ってしまった。
さすが、池井戸潤作品!


そういえば、小説教室で同期だった方が、近々作家デビューされることに。
すごいなぁ。
大手メーカーを定年退職されてからの第二の人生だそう。
赤松先生といい、最近、シニア作家が熱い!

あとに続きたいものだ。
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『殺し屋、続けてます。』 [本]

2021-04-29T00:03:03.jpg
石持浅海・著(文芸春秋)

『殺し屋、やってます』の続編。
軽いタッチのミステリーで読みやすい。
スルスルするっと読了。
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『藻屑蟹』 [本]

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赤松利市・著(徳間書店)
第一回大藪春彦賞新人賞受賞作。

備忘録にアップしてなかった。

東日本大震災後の福島が舞台。
ものすごくリアルで、ノンフィクションかと思った。
2018年デビューで確か当時58歳くらいの、遅咲きの大型新人。

この作品が編集部に届いたとき、タイトル、筆者名、プロフィールを見て「面白くないはずがない!」という確信に近い衝撃が走ったという。

おすすめ度、星5つ!

おまけに、紀伊國屋書店で掛けてもらったブックカバーがイケてる!
何時間でも眺めてられるし、見せびらかしたくなるデザインで好きなのー。

もっと本屋さんで本を買おうよ。
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『純子』 [本]

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赤松利市・著(双葉社)

ネタバレになるから、いつも内容にはあんまり触れずに備忘録として書くようにしてるんだけど、この本は衝撃だったー!

純子、どんな大人に育っちゃうんだろう。この話どうなるの?
子分が友達に昇格した!?
人外の登場?
繭空……。
こんの、変態! 変態! 変態!!

心臓バクバク言わしながら、一気読み。

その突き抜けた偏愛ぶりに、思わずエズいてしまった。
オエッー!

すごい表現力。
そしてあのラスト、意表を突かれた。

あぁ、純子……。
純子、純子、純子!!

言葉がまとまらないほどショック。


次は『犬』と『ボダ子』を読まねば!
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