『箸もてば』 [本]
石田千・著(新講社)
ことばが、うつくしい。
さらさらと流れる小川のよう。
感化されて、思わず感想の表現も詩的になってしまう。
十八歳の春を綴ったエッセイでは、
__こころとからだは、つがいの小鳥のようなもの。__
と表現されていて、はっとした。
絹糸で編まれたまっさらなシーツにくるまっているような、ちょっとくすぐったいような、なんて繊細な感性。
丁寧に暮らしてこられたんだろうな。
また、「三暑四涼」という表現があったけど、読み方がわからない。
三寒四温が冬の言葉だから、春先に使うことばなんだろうな、って類推するしかない、この言葉知らずなワタシ。
同世代なんだけど、この語彙の違い、感性の細やかさ、私にはないものばかりだった。
読後感がすがすがしい。
ことばが、うつくしい。
さらさらと流れる小川のよう。
感化されて、思わず感想の表現も詩的になってしまう。
十八歳の春を綴ったエッセイでは、
__こころとからだは、つがいの小鳥のようなもの。__
と表現されていて、はっとした。
絹糸で編まれたまっさらなシーツにくるまっているような、ちょっとくすぐったいような、なんて繊細な感性。
丁寧に暮らしてこられたんだろうな。
また、「三暑四涼」という表現があったけど、読み方がわからない。
三寒四温が冬の言葉だから、春先に使うことばなんだろうな、って類推するしかない、この言葉知らずなワタシ。
同世代なんだけど、この語彙の違い、感性の細やかさ、私にはないものばかりだった。
読後感がすがすがしい。
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