『崩れ』 [本]
幸田文・著(講談社)
「どうして?」「なぜ?」と問われるたびに、
「なんでだろう」「頼まれたわけでもないのに」と言質化できずに答えに窮していた。
正に今、そんなときに出会った本。
ああ、この表現だ。と光明が見えた気分。
72歳のときに執筆された本らしく、自然災害の山の「崩れ」に、ご自身の「老い」を
重ね、覚悟のうちに希望を見出しているような話で、読み手それぞれに問い掛けていた。
文章がすばらしくて、気になったところを書き写した。久しぶりにペンでたくさん字を書いた。
右手の甲が痛い・・・
昔の作家はペンでの執筆だものなぁ。
そりゃもう、いろいろ頭が下がる思いだ。
本はいいなぁ。
「幸田さんは年齢七十二歳、体重五十二キロ、この点をご配慮ーーーどうかよろしく」
この一言で協力者の知性や人格、配慮が見え、ご本人の人徳も伺える。
やっぱり、語彙が違う。
「どうして?」「なぜ?」と問われるたびに、
「なんでだろう」「頼まれたわけでもないのに」と言質化できずに答えに窮していた。
正に今、そんなときに出会った本。
ああ、この表現だ。と光明が見えた気分。
72歳のときに執筆された本らしく、自然災害の山の「崩れ」に、ご自身の「老い」を
重ね、覚悟のうちに希望を見出しているような話で、読み手それぞれに問い掛けていた。
文章がすばらしくて、気になったところを書き写した。久しぶりにペンでたくさん字を書いた。
右手の甲が痛い・・・
昔の作家はペンでの執筆だものなぁ。
そりゃもう、いろいろ頭が下がる思いだ。
本はいいなぁ。
「幸田さんは年齢七十二歳、体重五十二キロ、この点をご配慮ーーーどうかよろしく」
この一言で協力者の知性や人格、配慮が見え、ご本人の人徳も伺える。
やっぱり、語彙が違う。
2016-12-25 23:07
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