涙活。中島みゆき 夜会の軌跡

ここ数年、年末が近くなるとみゆきさんの夜会のコンサート映像とかが映画として上映される。
もちろん、毎年観に行く。

今回は、懐かしい『砂の船』とか『二隻の舟』に涙した。
みゆきさんの歌は、なんでこんなに胸に迫るのか。

ただ、映像が切り替わるたび一拍間が空くので、その世界に浸りきれない。
あの場面転換、もちょっとスムーズにならないかなぁ。それとも、あれも演出なのか…。

言葉の壁を感じる。

同年代の女性となのに。

ふとした会話で使った「後添い」が伝わらなかった。

「え、何？　どんな漢字を書くの？」

逆に、ワタシが聞きたい。
もう死語なの？？
ワタシが古いの？

『検事の本懐』

柚月裕子・著（角川文庫）

こんな重厚な物語が書けるものなんだなぁ。
作家って本当にすごい。

次を読みたくて読みたくて、居ても立っても居られない気持ちになる。

『人情ものがたり』（武家篇）（市井篇）

山本周五郎・著（本の泉社）

あとから、じわりとくる。

時代物は、ダンナがろくでなしなほうが好まれたのか、それとも本当に男尊女卑が一般的だったんだろうか。
こんなに辛抱強くたえられないわ、ワタシ。
と思いながら、ちょっと憧れたりする矛盾。

値段を見ずに買い物できる身分になりたいものだ

2週間前にドライヤーを買って、今日は美容院に行って髪を切り、その勢いで常々気になっていたとシャワーヘッドを買った。
数千円のリーズナブルなやつだけど。

先月はセーターと化粧品を、今月末はお供え物を買って帰省旅費が出ていく。

うーん。

そういう生活が出来ていることに感謝しつつ、一攫千金を夢見る自分。