『じい散歩』

藤野千夜・著（双葉文庫）

この作家さんの作品、初めて読んだ。

「そんなあほなー」と思えない。
実際、結構いそう、こんな家族！

じいちゃんが元気でカラッとしているのが清々しい。
ほかの作品も読まなくっちゃ。

『刑事の子』

宮部みゆき・著（光文社文庫プレミアム）

ラスト部分、なんだか駆け足のようにして解決してしまった気がして、ちょっと余韻に浸れなかった…。
面白かったけど！

『52ヘルツのクジラたち』

町田そのこ・著（中央文庫）

この作家さんの作品は初めて。
じんわり心に染み入る。

もっともっと読みたくなる。

どこかで、クジラの唄が聞こえる。

『森に眠る魚』

角田光代著（双葉文庫）

ママ友怖い、お受験怖い！
でもほんとうに怖いのは何だろう。
人と比べて劣っていると、自分が思うことだろか。
それを恥じる気持ちだろうか。
それとも人の不幸を願ってしまう自分の心の内だろうか。

人を妬んだり羨んだり、当たり前の感情だと思いつつ、いけないことだとブレーキをかけて自分を追い詰めてしまう人の、どこがいけないんだろう。
すごく良い人たちではないか。

だれもが陥りそうな、心の隙間の暗い森、引き込まれるように読んでしまった。

モーニング難民

普段から喫茶店でモーニングなんてしたことがないんだけど、今日はたまたま血液検査のために朝食を抜いていたので挑戦してみた。

時間は10:40。際どい。

目星をつけていたお店は６〜７組待ち。待ってられない。
仕方がないので別のお店に入ったら、10:30までという。
終わってるがな。

しょうがない。
せっかくだから、ちょっとお高いので候補から外していたお店にはいってみた。
モーニングもあるようだし、何より「お席あります。すぐご案内可能」の看板が。

ところがどっこい。
店内に入ったところで３組待ち。席に通されたときには11:05で、机の上のメニューはランチに変わってた…。

はからずもランチプレート。
おいしかったけど…。
モーニングへの道は険しい、