『少女』 [本]

湊かなえ著(双葉文庫)

2度目の読了。たぶん。
ところどころ読み覚えがあるから。

なぜにこんなに忘れているのやら。
何度も新鮮な思いで読めるからいいけど、初めて読んだときの感想も記憶にないから、もったいないなぁ。

友が友を想う。ただの友情ではなく、
妬み、そねみ、憧れ、焦燥感なんかが入り混じった少女の心の影が、読み手を惹きつける。

でもそんな深い感情で人と付き合ったことがないから、ちょっとうらやましい。
たとえ、テーマが因果応報で、物語のあとに続く彼女たちの未来に、うっすらと影が指していようとも。
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