推しの作家さんのエッセイから、推しの作家さんの人柄を知る [日常]

最近ズブズブと辻村深月さんにハマっている。

エッセイ本の『図書室で暮らしたい』(講談社)に、
私がウン十年も前からお慕いしている小野主上(小野不由美さん)の『屍鬼(しき)』の思い出について書かれていた。
大学生のころ、お気に入りの鞄に入れていたら、金具が壊れてしまったという。
確かに、『屍鬼』のハードカバー上下は重い!

その話をファンレターに書いたけれど、御本人はすっかり忘れてしまっていたという。
推しに手紙を書くだけで心はいっぱいいっぱいだものね。わかる。

その後、作家になられてから主上にお会いする機会があり、お話の中で主上からこの一言が。
「ひょっとして、鞄を壊した子?」

小野主上は、ファンレターはすべてお読みになって、きちんと整理されていると、何かで読んだ記憶がある。それが本当で、内容も覚えておられたということが、他の作家さんの文字でも知れるなんて。

嬉しすぎる。
もう、ふたりとも好き。

朝起きてまず本を読んで、お気に入りの文章に出会って、コーヒーを飲む。
水曜からこの繰り返し。素晴らしきゴールデンウィーク。

休みっていいなぁ。
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