アニメ『フランダースの犬』 [日常]

#43 「アロアのおてつだい」

どんなに楽しい回でも、この後に訪れる結末の前振りにしか思えず、涙が出る。
今週の話は、おじいさんとアロアの会話が胸に痛い。

自分のマフラーを切っているおじいさんにアロアが
「あらぁ? それおじいさんのマフラーでしょ? どうしてそんなことをするの?」
「ああ、これか。わしにはもういらないんじゃ」
「そう。新しいのを買うのね」

違うよー。違うよー。ネロの手袋に作り直してるんだよー。
自分がもう冬を越せないことを知ってるんだよー。

「あたしが生まれた時のこと知ってる?」
「ああ知っとるよ。あれはちょうどネロのお母さんが死んでネロをわしが引き取った年だよ。
アロアが生まれた時には風車のてっぺんに旗を立ててな。村中みんなでお祝いしたもんだ」
「そう。じゃああたしが生まれたのと同じ年にネロはこの村に来たのね」
「アロア。いつまでもネロと仲良くしてやっておくれ」
「うんっ」

生まれた時点でこの違い。
ひたすら無邪気なアロアのセリフがたまらなくつらい。
お願い。
幸せになって!

全52話。
あと9話、ちゃんと見れるだろうか。

もう毎回泣いちゃう。

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