『きいろいゾウ』

西加奈子/著（小学館文庫）
このタイプの女性、実際にいるととてもモヤモヤするワタシ。
本人はそれはそれで悩んでいるんだろけど、「いいなぁ。周りにも受け入れられて、理解者もいて、大事にされて」ってひがんでしまう。
そして、「私もそうなの！」って共感する人も多いらしいので、それにもびっくりする。

最後に「よかったね」って思えるんだけど、やっぱりちょっと悔しくも思う。
小説の登場人物なんだけど、とてもリアルで、自分の感情が揺さぶられてとても楽しい。

これはほかの人の感想を聞いてみたい本だと思う。

『そして誰もいなくなった』

アガサ・クリスティー　著

自分だけが知っている自分の罪、そしていつまでもしこりとなって頭から剥がれない罪悪感。
リアルだー。

読んだつもりになってたけど、多分映画でみたんだろうな。いくつかシーンが思い出される。

一生に一度は読んでおかねば損だな、と、思ったよ。

今日はひさびさの年休なんだけど、特に何をするわけではなく、部屋からも出ず本を読んで終わりそう。
私らしいけど、もっと趣味を見つけないとなぁ。

ポイント投資

政府が投資を推奨してるけど、向いてない人っているよね。

最近、某企業のポイントカードを作ったら、溜まったポイントでお手軽に投資ができるという。
ポイントならハラも痛まないしな、と100ポイントでポチってみたら。

わずか２〜３日で98ポイントに下がっていたよ。
それから一週間。
今では92ポイントに。

財テク、ゼッタイ向いてないワタシ。

アンケートの回答権なし

ポストにはいろんなDMが入ってる。
昨日は「生活意識アンケート」と書かれたはがき大のDMが入っていた。

なんと、アンケートに答えると、QUOカードが最大３０００円分進呈されるらしい。
しかも「ハズレなし！」だって。
こんなご時世に！
３０００円あったら、文庫本、４冊くらいなら余裕で買えちゃう。
心動かされてよくよく読むと、小さな字で書いてある。



あかんやん。

まあ、不動産関係の会社のＤＭだったから、ターゲットに漏れてる世帯の意識調査なんて行っても
お金にならないものねー。

『幽霊男』

横溝正史・著（角川文庫）

昭和49年初版。
ほぼ半世紀前の作品かー。
衝撃！

今の警察の警備網では考えられないような、犯人に出し抜かれる大ポカがあったり、容疑者の絞り込みに何ヶ月もかかったりと、今ならではの突っ込みも満載だ。

発売当初に読んでいたら、もっと楽しかっただろうな。

久しぶりにカメラ

来客があって集合写真を撮ることになった。
なんか久しぶりな感覚だな、と思ったら、ここ数年、一眼レフを触ってないんじゃないかな。
携帯のカメラで簡単に撮ってるから、「写真を撮る」のは日常茶飯事なんだけど、ちゃんとしたカメラは触れる機会がめっきり減ってる。

そういえば、カメラのＣＭも最近見ないぞ？！
携帯電話のカメラの性能がどんどんすごくなってきてるし、これも時代の流れなのかなー。
ちょっとさみしいけど、一眼レフは重いから、実はあんまり持ち歩いたことがないので、なんとも言えないや。