『ボダ子』 [本]

2021-05-04T18:35:03.jpg
赤松利市・著(新潮社)
著者、4作目の作品。
ほぼ実体験という。


読んだあと、どっと押し寄せてくる何と言い表せばいいのかわからない感情を、どこにぶつければいいのだろう。

このモヤモヤ感、この作品では、
「おっさん。
おっさん! オッサン!!!」
の一言だ。

腹立たしいわけでもなく、憐れむわけでもなく、ましてや、(こんな生き方を)憧れるわけでもなく。
まさに、小説、という気がする。
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