お祭り [日常]

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数年ぶりに開催するという、地元のお祭りを覗いてきました。

規模こそ小さかったですが、参加者みんなが楽しそうで、一体となった感じでした。
出店や踊りのパフォーマンスなんかじゃなく、みんなが一丸となる。
これが本来の祭というものなんだろうと思いました。

もともと「祭」は、神を奉り、五穀豊饒などを祈願する祭礼。
それが今は、集落の過疎化が進み、町おこしの一環として、観光客の呼び込みや
知名度向上を狙って行うところが多くなったようです。
でも、故郷を離れて都心へと働きに出ている若者も、祭りの時期は里帰りをするようなので、
「祭」とは人を引き寄せる力があるのだと思うと、とても興味があります。

御輿の担ぎ手もままならない地方で、今尚、先祖から受け継いだ村の祭りを続けている
ところがあります。
帰ってくる若者も年々減り続け、村の未来には廃村しか見えないところです。

わずか20戸に満たない集落で、なんのために?
祈る神すら見えないのに、何を願うのか。

「人」と「祭」、興味深し。
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