『身代わり島』

石持浅海・著（朝日文庫）

なんか、終始違和感があった。
なんだろう。
王道のミステリーなんだけど。

と、思ったら、解説にその理由が書かれていた。「普通の環境だ」

そう。
いつもの、著者独特の世界観ではなく、普通の世界観で展開されていた。

すごいなー。
何冊か読んだだけなのに、この作者の世界に馴染んでた。
読者を自分の世界を引き込む力。
これを個性というのだろうか。

プロっていうのは、こういうものなんだなぁ。

去年と今年、人生初のことばかり

クリスマスの翌日、近所で火事があり、NTTのネット回線が焼けて不通になる。

年明け10日足らずで、緊急事態宣言の再発出。感染者数2000人超えって…。

そして、約10日後、かねてから様子見だった案件で入院を控えている。

お世話になる病院に迷惑かけないように、無事退院できるよう、行動は自重しなくては。

なんだかなぁ。

『窓ぎわのトットちゃん』

黒柳徹子・著（講談社文庫）

恥ずかしいことに、今まできちんと読んだことがなかった。名作と言われているのに。
初めて全部読んだ。

シュタイナー教育というものに近いのだろうか？　
児童教育に詳しくないからよくわからないけど。
もし自分がトモエ学園に通っていたら、今とは違う人生になっていただろうか？
と考える一方、何となく、あまり変わらないかも。とも思う。
私には、そこまで際立った個性も能力もないものなぁ。

いや、たぶん、こういうネガティブな思考回路にはならず、前向きな人格が形成されたかもしれない。

いずれにしても、今はもうない慈愛に満ちた学校に思いを馳せた「優しい」時間を得られた。

そして今日は、二度目の緊急事態宣言。
の割には、強制力もないお願いベースで、飲食業狙い撃ち。
こんな事態になるなんて…。

2020年の振り返りと2021年の抱負

去年のブログを読み返したら、2020年は英語を頑張るって書いてた。
いろいろ挑戦して、初めて尽くしの一年にする、って書いてた。
2月に、『鬼滅の刃』の2.5次元のライブビューイングに行ったあたりで、2020年のチャレンジは終了だぁ。だってコロナで自粛が続いているから。

今年はどうかなぁ。
去年のやり残しで、一番の気がかりをまず形にしなくては。
せっかく介護に携わる人に、時間を割いてもらって取材したのに、記事にもできてない。
ライターとして本末転倒だ。

「今年から本気出す」そんな気分。

といいながら。
1月から入院なんだよねー。
病院にクラスターが出ませんように。
先生方に負荷が増えませんように。

映画『新解釈 三國志』

年が開けてしまった。
今年は帰省もせず、いつもと変わらない週末のよう。
せっかくなので、今年は映画で始めてみた。
大泉洋ちゃんは好きなのだー。
個人的には『探偵はBARにいる』の探偵がハマり役だと思ってる。

エンドロールが流れ出したら席を立つ人が多いのに、今回はみんな最後まで観ていたなぁ。

三國志に詳しいと、より楽しかったんだろうな。
わかりやすくて読みやすい、漫画はないかしら。