『殺人出産』 [本]
村田沙耶香・著(講談社文庫)
独特な世界観の作家さんだった。
ハマりそう。
スルスルとこれまた一気読み。
石持浅海さんの『人柱はミイラと出会う』を思い出したなぁ。
こういう独自の世界観を持った作家さんに憧れる。
どうでもいいけど、石持浅海さんのことをなぜか「小川未明」さんと、名前を間違えて覚えていた…。
なんでかなぁ。
どちらも作家さんなんだけど、ジャンルが違うのに。
独特な世界観の作家さんだった。
ハマりそう。
スルスルとこれまた一気読み。
石持浅海さんの『人柱はミイラと出会う』を思い出したなぁ。
こういう独自の世界観を持った作家さんに憧れる。
どうでもいいけど、石持浅海さんのことをなぜか「小川未明」さんと、名前を間違えて覚えていた…。
なんでかなぁ。
どちらも作家さんなんだけど、ジャンルが違うのに。
『コンビニ人間』 [本]
村田沙耶香・著(文藝春秋)
ある紹介記事では「私は私。そう思えることの勇気と素晴らしさが伝わってくる」と書かれていた。
私は「正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく」という文章にすごく共感した。
「自分は自分」と言えば聞こえはいいが、結局は、こういうようにしか生きていけない、異分子である自分に折り合いをつけ、これからも周りから「じゃあどうすれば正解?」と自分の解釈では理解できない、不要な忠告を聞き流して生きるのだ。
なんとなく自分も「あちら側」ではないかと思うときがあり、すごく身近に感じた作品だった。
土曜日に図書館から借りてきた本は2冊。おもしろくて、その日のうちに読み切ってしまった。
明日、この作者の他の本も借りてこよう。
本って、楽しいなぁ。
ある紹介記事では「私は私。そう思えることの勇気と素晴らしさが伝わってくる」と書かれていた。
私は「正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく」という文章にすごく共感した。
「自分は自分」と言えば聞こえはいいが、結局は、こういうようにしか生きていけない、異分子である自分に折り合いをつけ、これからも周りから「じゃあどうすれば正解?」と自分の解釈では理解できない、不要な忠告を聞き流して生きるのだ。
なんとなく自分も「あちら側」ではないかと思うときがあり、すごく身近に感じた作品だった。
土曜日に図書館から借りてきた本は2冊。おもしろくて、その日のうちに読み切ってしまった。
明日、この作者の他の本も借りてこよう。
本って、楽しいなぁ。
『校閲ガール』 [本]
宮木あや子・著(メディアファクトリー)
めっちゃ面白かった。
一気に読んだ小説って、ここ何年ぶりだろう。
図書館で借りてきたのだけど、これは全巻買わなくちゃ!
前に、石原さとみさんがドラマで演じていて、「おもしろいなー」とは思っていたけど、原作そのままのキャラクターだったんだ…。
テンポのいい会話や、セリフからそこはかとなく推察できる、「今、どんなジャンルの作品を校閲しているか」も、絶妙だった。
図書館で借りたから、こんな書き込みに出会ってちょっとウケた。
つい、校閲したくなったのかな。
めっちゃ面白かった。
一気に読んだ小説って、ここ何年ぶりだろう。
図書館で借りてきたのだけど、これは全巻買わなくちゃ!
前に、石原さとみさんがドラマで演じていて、「おもしろいなー」とは思っていたけど、原作そのままのキャラクターだったんだ…。
テンポのいい会話や、セリフからそこはかとなく推察できる、「今、どんなジャンルの作品を校閲しているか」も、絶妙だった。
図書館で借りたから、こんな書き込みに出会ってちょっとウケた。
つい、校閲したくなったのかな。
鬼滅バブル [日常]
今日、『鬼滅の刃』の最終巻が発売したみたい。
5大新聞に全面広告が打たれたようで、朝から私のTwitterも鬼滅祭りになってた。
このPRを仕掛けたチームも楽しかっただろうなぁ。
全面広告って、普通、1枚でも2000万円はするハズ。
それを5紙に、しかも、夕刊も入れて合計15枚(だったかな?)。
そして反響大。
よし! って手応え感じたろうな。
それだけの広告が打てるほど、出版社も潤ったってことだ。
そして、新聞離れが止まらない今、あちこちの店舗で買い求めるお客さんが耐えなかったみたい。新聞社もウハウハでは。
本屋さんでは、地方のお店にまで最終巻を求めて長蛇の列。Amazonでは紙の単行本が売り切れて、受け付け停止になっているとか。
紙媒体が盛り上がるのは歓迎だ!
どこかが潤うと、別のところで恩恵が得られるのだから。
広告業界も活気付くし、楽しい。
予算がないと、無難に無難にと、小さくまとまったものしか創れないものね。
音響さんとか、脚本家さんとかアニメーターさんとかの制作チームや、見い出した担当編集者さんとか、もっと作品を作った人たちにもスポットが当たるといいなぁ。
5大新聞に全面広告が打たれたようで、朝から私のTwitterも鬼滅祭りになってた。
このPRを仕掛けたチームも楽しかっただろうなぁ。
全面広告って、普通、1枚でも2000万円はするハズ。
それを5紙に、しかも、夕刊も入れて合計15枚(だったかな?)。
そして反響大。
よし! って手応え感じたろうな。
それだけの広告が打てるほど、出版社も潤ったってことだ。
そして、新聞離れが止まらない今、あちこちの店舗で買い求めるお客さんが耐えなかったみたい。新聞社もウハウハでは。
本屋さんでは、地方のお店にまで最終巻を求めて長蛇の列。Amazonでは紙の単行本が売り切れて、受け付け停止になっているとか。
紙媒体が盛り上がるのは歓迎だ!
どこかが潤うと、別のところで恩恵が得られるのだから。
広告業界も活気付くし、楽しい。
予算がないと、無難に無難にと、小さくまとまったものしか創れないものね。
音響さんとか、脚本家さんとかアニメーターさんとかの制作チームや、見い出した担当編集者さんとか、もっと作品を作った人たちにもスポットが当たるといいなぁ。