前倒し初詣 [日常]

2020-12-30T21:46:13.jpg
上野の東照宮にお参りして、来年の「やりたいコト リスト」に入れていた、御朱印帳を買いました。
これで、御朱印デビューだ!

学生時代からの友人と出掛けたのだけど、人の記憶の都合良さに改めてびっくり。
『千と千尋の神隠し』のお母さんのあの衝撃のセリフ。勝手に人の店先の料理を食べ出し、
「いいわよ、そのうち来たらお金を払えばいいんだから」

を、
「いいのよ、お金はいくらでも持ってるんだから」と脳内変換していた友人。

大ウケしてしまった。
物語が変わりそうだよ。友よ。
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仕事納め [日常]

2020-12-29T22:13:45.jpg
なんとなく、年の瀬感もなく年末を迎えそう。
今年最後の出社日だったので、ランチメンバー数人とお疲れ様ランチに。
パワーサラダランチ。

帰りがけ、「よいお年をー」と言ったものの、来週、すぐに出社なんだよねー。
短い…。

でも社会人になったころは、週休2日の会社なんてまだまだ少なくて、せいぜいが月1回土曜日休みくらいだった。
年末年始も、31日〜3日だったなぁ。
そう思うと、5日でもありがたいか。

明日、前倒し初詣の予定。
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年の瀬に、今年締めくくりの惨事に出会う [日常]

人生で初めて、火事で家屋の崩れていく様を目撃した。
クリスマスの翌日、土曜日の朝8時45分ごろ、何やら外が騒がしい。
怒号が聞こえる。
朝っぱらから酔っ払いか?
と思っていると、サイレンの音が。

とりあえず着替えよう(まだ寝ていた)と、電気をつけようとすると、つかない。これはただ事ではないのでは? 
急いで着換えてドアを開けると、外は水浸し。
木材の爆ぜる音と、瓦の落ちて割れる音、そして消防官たちの怒鳴り声。
放水が霧のように舞い、黒煙で視界が塞がれている。

道を挟んで、斜め前の家屋が燃えていた。

これは避難したほうがいいのか? 
ここまでは火は来ないと思って大丈夫なのかな?
ちょっと不安に思っていると、同じマンションの住人も出て来て、一緒に怯えてた。

1時間半くらいで鎮火したけれど、電気の復旧は夕方までかかった。部屋にいても真っ暗だし、寒いしで結局外に避難することに。
火事って怖いな。

影響はそれだけに留まらず。
なんと、インターネットにつながらなくなってしまったー。
火事による停電が原因かどうかはわからないけれど、モデムがエラーで点滅している。

携帯でいろいろググってみると、「そのエラーが出たら、自分では手の打ちようがないので、修理を呼びましょう」みたいに書かれていた。

こんな年の瀬に、なんてこったい。
これでは在宅ワークもできないや。
まぁ、会社には出社すればいいだけなんだけど。

持ってるんだか、持ってないんだか。


でもけが人とか、でなくてよかった。
火の用心、心掛けよう…。
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『三階に止まる』 [本]

2020-12-26T12:55:45.jpg
石持浅海・著(河出書房新社)

短編集だった。
本格推理小説とかだと、私は犯人もトリックも見抜けない読者なので、こういうライトなミステリーは純粋に楽しい。

こんなひらめきはどこから降ってくるのだろう。
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『変半身 KAWARIMI』 [本]

2020-12-20T14:35:03.jpg
村田沙耶香・著(筑摩書房)

『コンビニ人間』で気になって、この作家さんの本を図書館に行くたび借りてくる。

やっぱり不思議な世界観だ。
なんとなく、どこか共感できる反面、それを認めると「変わってる」と人から言われそうな後ろめたさ。

書評とかも読んで、作風を深堀したい。
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カーテンを洗って凍える [日常]

ふと思いついて、部屋のカーテンを洗ってみた。
初めて使う液体洗剤を目分量で投入したら、入れ過ぎだったみたい。
部屋中、むせるほどケミカルな香りが充満してしまった。

匂いが消えるまで空気を入れ替えようと、窓を開け放し数時間。
寒かった…。

何事も、用法容量は守ろう。
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『殺し屋、やってます。』 [本]

2020-12-15T23:05:47.jpg
石持浅海・著(文藝春秋)

今まで読んだことのないタイプの殺し屋モノだった。
こんな書き方もあるんだなぁ。
私が知らなかっただけかもしれないけど、ちょっと意表を突かれた。
ライトな感じのサスペンス(かな?)。

楽しい!

装丁も洒落てる。
缶ビールとビーフジャーキー。
この物語のマクガフィンだ。
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『赤い蠟燭と人魚』 [本]

2020-12-13T17:33:02.jpg
小川未明・著(童心社)

石持浅海さんと混同していたので、なんでか気になって再読。
単に、タイトルが「人魚」繋がりだったからと思われる。


こちらの人魚は哀しい。

母親の人魚が「海の底より人間の世界の方が、明るく華やかで楽しいに違いない。わが子はそんな世界で生きてほしい」その願いで子どもを蠟燭職人の老夫婦に託した。

老夫婦も初めは優しい育ての親だった。
香具師に踊らされるまでは。

人魚の少女は、たとえ姿が人魚のため外に出られなくも、老夫婦の元で暮らしていたかったのだろうか。
海が恋しいとかは思わなかったのだろうか。

徹頭徹尾、人魚の少女がかわいそうだった…。

少女は助かったのかなぁ。
母親人魚の絶望感は、後々、町を滅ぼしてしまうまでに深かったことを考えると、助からなかっのだろうか。

すごく、哀しい読後感。
いわさきちひろさんの画が、さらにその哀愁を引き立てる。
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MRI検査に思う [日常]

音楽はバッハで。
造影剤は人肌で。

長いことお付き合いしているモノがある。
それは、健康診断のたびに「所見を認める」と記載される項目。

長らく「寝た子は起こすな」的に様子見だったけれど、「そろそろ手術を視野に入れるかな」
と通っている先生に言われ、別の病院を紹介された。

紹介状には今までの検査結果も書かれているだろうに、診察は一からなのね。
それは仕方がない。
MRIも仕事を半休とって、素直に受けたよ。
一週間後、検査結果を聞きに行ったら、
「気になる影があるから、今度は造影剤を使ってもう一度MRIを受けてください」
と簡単に言う。

いや、最初から造影剤を使って調べてくれてたら、手間省けたのでは???
前は、いきなり造影剤使ってたよ??
また会社休むん?? 

何故こんなに嫌がるのか。
MRI、って怖いのよ。
音すごいのよ。
ヘッドフォンから流れてくる音が聞こえないくらい、うるさいのよ。

しかも、造影剤は、2年ほど前に受けたときの同意書には
「死に至る可能性もあります。OK?」みたいな一文があった。

何それ。ええわけないやん。いややん。怖いわ!
といっても、そこで「嫌です」と言ったら、検査も終了。先には進まない。
「OK!」とするしか選択肢がない。
デッドオアアライブ や。

そんな怖さがあるから、一度で済ませたかった・・・(患者の一方的な希望だけど)。
お金もかかるし。

でも命大事。
仕方がないから再度MRIを受けに行ってきた。
今回の同意書にはそんな一文はなかったなあ。薬も進化したのだろうか。
診察も、前回は横になる前に注射されたような気がするけど、今回は調べながら注入する仕様だったみたいだし。

「造影剤を入れるときは、アナウンスしますね。あ、寝れるようなら寝ちゃってください」
と先生が言うので心して待っていたけど、うるさくて聞こえなかったのかな。
検査が始まってしまった。

ヘッドフォンからはピアノのクラシックが雅に流れてくるけれど、それを上回る検査音。
ガガガガガ! と大音量。
その都度、飛び上がるほど驚く。寝れぬ。

スキャンの音が消えた一瞬、ピアノ曲はたぶん、壮大なストーリーのクラシックなんだろうな。
なんてゆーかこー、森の中をさまよって、明けない夜におびえ、人生迷ってます的な場面の
調べが流れてくる。
怖い。
もっと明るくポップな曲が良かった。
ホントに終わりが来るのかしら。
万一寝れたとしても、目覚めなかったらどうしよう。

不安なまま20分くらい経って、おもむろに先生のアナウンスがヘッドホンから聞こえてきた。
「じゃあ、造影剤入れますよー」

まだやったんかい。
今からなんかい。

右手の血管から液体の流れ込んでくる感覚がリアル。
体全体に巡っていくのがわかる。
ってか、冷たい!

ガガガガガ!
陰鬱な場面のピアノ

怖い怖い!

ガガガガガ!
シャー(体内を巡る造影剤の感覚)

冷たい、冷たい!


終わるころにはどっと疲れてた。

終わり掛けに、看護師さんに「造影剤が体中に流れる感覚が分かりました」
と言ってみたら、
「そうでしょう。今は機械で入れるから流し込むのも早いんですよー」
そっかー……。


大事なことだから2度言う。
・音楽は(クラシックなら)馴染みのある明るい曲調の、バッハにしてください
・造影剤の温度は人肌でお願いします


「あ、たまに、副作用が遅く来る方もいるんですよ。夜中でも、頭痛とか湿疹とかが出たら、
すぐ電話くださいね」
……。
副作用、出るならいますぐ出てほしい。祈る気持ちで病院を後にした。
めっちゃ怖かった。

検査結果、何ともないといいなぁ……。
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『野良女』 [本]

2020-12-08T20:56:33.jpg
宮木あや子・著(光文社)

『校閲ガール』に味を締めて、同じ著者の2冊目。

下ネタが多いなぁと思ったら、「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞されてた。納得。

会話もテンポよくて、楽しかった。
でも、私の周りも独身女性多いけど、こんな赤裸々な話はしないなぁ。
それとも、女友達って、これが一般的なのかな。

ありそうでない、それが小説か。

久しく、エッセイやノンフィクションに傾倒していたけれど、やっぱり小説っていい!

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