ライター冥利に尽きる。 [書籍]

『100%オーガニックフードを自分で育てる』を出版して、本当によかったと噛み締めるとき。
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それは、友人、知人から感想を貰ったとき。

タイトルだけだと、ガーデニングのノウハウ本か、と思われがちなのですが、
実は「オーガニックとは、自分自身の生き方である」というジョンさんの哲学本でもあるのです。

とてもナチュラルに、あるがままを受け入れる。
自然の循環に余計なものなどない。
それはガーデニングだけではなく、子育てにも通じるもの。

子どもを持つ母である友人たちは、その部分に共鳴してくれたり、
企業経営者は「種」とは「もっとも命の根源であるもの」というくだりに、自社と現在の社会を取り巻く
環境を重ね合わせ、持続可能な社会とは? 会社とは? と共感を抱いてくださるようです。

この本は、読まれる方の現在の立ち位置にダイレクトに語りかけます。
「今、何が必要なのか」を。

今日も、友人から感想のメールを貰いました。
彼女は2児の母。
あまり本とかは読むタイプではなかったはずなのですが、こんな感想をくれました。
「もっと手を汚そう。Get your hands Dirty!」のくだりで、「自分は子どもに構いすぎなのかも 知れない。土なんて触って、服を汚されたら嫌だなと思ってた。この本は、私にとって、オーガニックな 子どもを育てる本だったよ」。 「これから、ちょっと花とか野菜とか育てるとき、楽な気持ちでやっていけるかも・・・」と。

どちらかというと、高校のときとかはちょっと目立つタイプで、作文や読書感想文、手紙なんか
は苦手な彼女。
それでも一言伝えたいと、一生懸命メールを書いてくれたのが伝わってきました。

読ませるための技巧を凝らした文章にはない、本当の想いを感じる文章でした。

不覚にも、ちょっと涙でました。

書いてよかった。
これからも、もっともっと、いい本を書きたい。

人の繋がりが希薄だと言われる昨今。
それでもこの時代だって決して捨てたものではない、そんなちょっとイイコトを発信し続けるライターで
あり続けよう。
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